こんちわっす!
夏真っ盛りですね🥵
夏休みにも入り、外出や運動機会が増えている事と思います。
海水浴、プール、夏祭り、部活動
などなど。
ついつい羽目を外してしまいがちになりますよね♪
そこで気を付けておきたいのが
【怪我】
ですよね😨
怪我をした時には然るべき処置が必要です。
そんな時に強い味方となるのが
【テーピング】
の存在です!

テーピングは一般人にも割と馴染みがあるよね♪
しかし、適切なテーピングの選び方や活用方法が世間一般に周知されていないのもまた事実です。

テーピングの世界は奥が深い。
一般人に限らず、医療従事者でも意外と知らない事も多いんや。
本日はそんな【テーピング】についてお話をしていこうと思います!(^^)!
今回お話していく内容はこちらです👇
・テーピングの効果
・テーピングの種類
・テーピングの存在価値
医療従事者の方はもちろん、そうでない方にも見て頂きたい内容となっております☺
では、宜しくお願いします!

📒こんな人にオススメ
- 現役の医療従事者
- 医療従事者を目指している人
- テーピング選びに困っている人
- テーピング治療に興味のある人
テーピングの効果

テーピングの効果は様々あります。
代表的な効果としては以下の項目が挙げられます☟
①怪我の再発防止
②損傷部位の治癒促進
③皮膚や筋膜の伸張性増大
④精神的な安定
1つずつ解説していきます!
①怪我の再発防止
まず始めに「怪我の再発防止」
”テーピング” と聞くとこれを一番真っ先にイメージする方も多いのではないでしょうか。
俗に言う【固定】ですね💡

確かに【テーピング = 固定】っていうイメージはかなり強いなぁ!
損傷した部位を固定する事により
- 関節可動域の制限
- 筋活動の抑制
- 腫れや内出血の軽減
- 疼痛の緩和
などの効果が期待出来ます。
怪我の応急処置とも言えますね!(^^)!
これは【RICE処置】と言う怪我の応急処置の原則に基づいた考え方です。
近年では【PEACE&LOVE】という考え方が主流になりつつありますけどね☺
詳しくはこちらでも解説しています👇
【PEAEC&LOVE】については現代医療の最先端の考え方と言っても過言では無いので、覚えておいて損は無いと思いますよ♪
②損傷部位の治癒促進
2つ目が「損傷部位の治癒促進」
【骨折・肉離れ・捻挫・打撲】などの損傷した部位を修復させるには血液が必要です。
テーピングには
患部へ血液を集中させ損傷組織の修復を早める効果
もあるんです!
イメージとしては
骨片や筋断裂部を密着させて組織の修復を早める
損傷部位への血液量を増大させる
と言った感じでしょうか💡

テーピングを貼るだけでこんな効果が得られるの!?

せやで。症状に合わせたテーピングの使い分けが重要なんや!
患部にテーピングを貼るだけでこの効果が得られるなんてビックリですよね😲
テーピングの使い分けについては後述したいと思います☝
③皮膚や筋膜の伸張性増大
3つ目が「皮膚や筋膜の伸張性増大」
これについては怪我直後の急性期よりも、回復期や治癒後の弱った組織に適応される事が多いです。
”固定” とは真逆の考え方になりますね。
「組織の機能回復」に用いられるとも言えます。
- 長期固定による関節拘縮
- 皮膚や筋膜の伸張性の低下
- 筋弱化や筋委縮
- 血流不全
原因としては、固定や安静期間が長期化した事による部分が殆どです。
これをテーピングにより活性化させる事が出来るんですね♪

そんな効果もあったんだ!
固定するだけがテーピングだと思ってたよ。。
固定が静的なテーピング
とするなら
こちらは動的なテーピング
といった形がしっくり来るかもしれませんね!(^^)!
④精神的な安定
最後が「精神的な安定」
こちらはメンタル的な部分になりますね。
テーピングを施す事によって
安心感や不安の軽減
に繫がります。
怪我や痛みが癒えてもやはり不安なのが ”再発” ですよね😨
スポーツ・仕事・日常生活
どんなシチュエーションでも再発は起こり得ます。
そんな時にテーピングの存在が ”お守り” になるという訳です。

【お守り代わり】って事だよね!
精神的な安定は身体面にも良い影響があるしね♪
もちろん、テーピングが全ての不安を取り除いてくれるという訳ではありません。
メンタルケアの一部に過ぎないという事は肝に銘じておきましょうね!
テーピングの種類
テーピングは大きく分けて2種類に分類されます。
①非伸縮性テーピング
②伸縮性テーピング
この2種類を基本として、そこから色々なタイプのテーピングに枝分かれしていきます。

用途がそれぞれ異なるので、ご紹介していきたいと思います♪
①非伸縮性テーピング
非伸縮性テーピングは伸び縮みしないといった特徴があります。
従って
固定力が強い
これが最大のメリットとなります。

怪我の急性期の固定に効果抜群や!
その反面
可動性が失われる
といったデメリットもあります。
回復期などには
- 関節拘縮
- 筋力の低下
- 神経伝達の鈍化
などのリスクを引き起こす可能性もあるので、不向きとも言えるでしょう💦

固定に頼りきるのも場合によっては良し悪しがあるって事ね。。
ホワイトテープ
非伸縮性テーピングの代表格と言えば
「ホワイトテープ」
です💡
というかほぼこれ一択ですね!
メリットとデメリットはこんな感じです👇
- 固定力が高い
- 急性期向き
- 可動域が制限される
- 水に弱い
- かぶれやすい
- 回復期に適さない
前述した様に【固定力の高さ】が特徴のテーピングになります。
急性期の処置などに使用される事が多いです。
- 足関節捻挫
- 肩関節捻挫
- 膝の靭帯損傷
- 肉離れ
- 突き指
固定力が高い反面、長期間の固定は関節拘縮などの機能低下を引き起こすリスクがあります。
また、ガチガチに固定してしまうと
日常生活での動作が制限される
と言ったデメリットもあります。
歩く・しゃがむ・腕を上げる
などの基本的な動作が著しく制限される事もあります。
炎症期が落ち着く2~3日程度を目安に使用する事が多いですね!(^^)!
その後は伸縮性テーピングも併用し、機能回復を促進していく流れが望ましいでしょう☝
②伸縮性テーピング
伸縮性テーピングは伸び縮みが可能といった点が特徴的。
- 関節可動域の拡大
- 筋の伸張性や滑走性の向上
- 筋ポンプ作用による血液循環量の増大
などのメリットがあります。
一方で
固定力が失われる
というデメリットも。

非伸縮性テーピングと【表裏一体の関係性】とも言えるんや!
伸縮性テーピングにはいくつか種類があるので紹介していきます♪
エラスティックテープ
まずは「エラスティックテープ」です。
エラスティックテープの特徴を一言で表すと
【可動性と固定力の良いところ取り】
ですかね☺
- 関節の動きを妨げない
- 一定の固定力がある
- 生地が厚手で保護力にも優れる
- 水に弱い
- 切る際にハサミが必要
- かぶれやすい
その特性上、スポーツ現場で重宝される事が多いです🏉
- 肩関節捻挫
- 足関節捻挫
- 膝の靭帯損傷
特に外傷リスクが高い
ラグビー、サッカー、柔道、レスリング
などのコンタクトスポーツや柔術系での使用頻度が高い印象です💡
試合などの実践場面では
「可動性」+「固定力」
相反する機能のバランスを保つ事が重要です。
このニーズを高いレベルで満たしてくれるのが「エラスティックテープ」の最大の特徴と言っても良いでしょうね♪
保護力も高い事から、大きな関節のサポートに向いているとも言えますね☝
アクションテックステープ
お次は「アクションテックステープ」です。
こちらもエラスティックテープと同様に
「可動性」+「固定力」
を持ち合わせたテーピングです。
メリットとデメリットは以下の様になります👇
- 撥水性があり水に強い
- 関節の動きを妨げない
- かぶれにくい
- やや固定力に欠ける
- 切る際にハサミが必要
- 価格が高め
エラスティックテープ大きく違う所は【日常生活向け】と言った部分ですかね💡
最大の特徴は「水に強い」という所。
テープの表面に撥水加工が施されており、貼ったままの入浴も可能です🛁
水に濡れても大丈夫なので、2~3日は効果が持続します!
価格がやや高めではありますが、持続力を考えるとコスパは申し分無いと思います♪
更に、水に濡れてもかぶれにくい事も特徴的です。
固定力に関してもエラスティックテープよりはやや劣るものの、日常生活レベルには十分な耐久性を備えています。
- 足関節捻挫
- 肩関節捻挫
- 肉離れ
- ぎっくり腰
- テニス肘
- 腱鞘炎
- 突き指
様々な症例に対応しており、使用用途も多いです!
整骨院時代は多くの患者さんにテーピングを施してきましたが、このアクションテックステープを一番使った記憶があります☺
本当に万能なテーピングで一般人の強い味方ですね!(^^)!
キネシオロジーテープ
最後に「キネシオロジーテープ」です。
医療従事者界隈では「キネシオテープ」とも呼ばれます。
こちらのメリットとデメリットもどうぞ👇
- 伸縮性が高い
- 撥水性があり水に強い
- 固定に向かない
- 専門的な技術が必須
- 切る際にハサミが必要
やはり一番の特徴は「伸縮性の高さ」になります。
固定力はほぼありませんが、その伸縮性の高さから様々な症例への適応が期待できます☝
- 慢性的な疼痛
- 関節痛
- 成長痛
- 寝違え
- 五十肩
- ぎっくり腰
- アキレス腱炎
- テニス肘
- 野球肘
- 腱鞘炎
かなり適応症例が多いですね!
大体の悩みをカバーできるイメージです♪
では何故、伸縮性の高さが症状の改善に繫がるのか?
簡単に言うと
「キネシオテープを貼って皮膚を持ち上げ、皮膚と組織の隙間に血液を流す」
“百聞は一見に如かず” という事でこちらです☟
引用元:からだはうす
キネシオテープが小刻みに波打っているのが見て取れます💡
この理論を【キネシオウェーブ】と呼びます。
この理論により
- 疼痛の緩和
- 関節可動域の改善
- 損傷部位の修復促進
- 血流障害の軽減
などに繫がっていく訳です!(^^)!
デメリットで紹介した「専門的な技術が必須」はこのキネシオウェーブの理解があるかどうかです。
ただ単にキネシオテープを貼るだけではキネシオウェーブを再現する事が難しいんです。。
ある程度の知識や経験が必要不可欠だと言う事になります😲
セルフでも出来なくは無いですが、専門家に頼る方が無難ですね!
専門家の選び方はこちらから👇
テーピングの存在価値
世間で広く普及される様になったテーピング。
医療従事者から一般の方まで幅広い世代に認知される様になりました。
あくまでも治療法の中の一つに過ぎませんが、その信頼性や有用性は高いです!(^^)!
様々な治療法が確立されている現代において、他者との差別化が出来る武器にもなり得るでしょう☝
自身でのセルフケア
身近な人への治療
クライアントへの治療

活躍シーンも多いです。
歴史も古く、長きに渡り治療業界を支えてきた存在でもあります。
これから先もその価値は変わらないでしょう。
興味がある方には是非とも身に付けて欲しい治療法ですね!
奥が深い世界ですが、ハマると楽しいですよ☺
今日はここまで!
ではまた♪