こんちわっす!
柔道整復師になって15年。
僕がこの業界に入った頃と比べると
「随分と業界内の様子が変わったなぁ」
と感じる今日この頃です😲
いい意味でも悪い意味でもです。
保険療養費の削減
自費診療の導入
他分野への進出
国家試験合格率の低下
などなど。

療養費制度・働き方・国家試験まで。
激動の時代だったんだね。
僕自身もそんな時代に身を置いていた中の一人でした。
自分は時代の変化についていけるのか・・・
そんな不安にかられた事が何度もあります。
そこで本日は
【これからの柔道整復師に求められる3つの心得】
というテーマでお話をしていきます!(^^)!
僕が思う【3つの心得】は以下の通りです💡
・幅広い専門性の獲得
・SNS運用
・柔軟な適応能力を持つ
現在の業界のトレンドや自身の経験を基にご紹介していきたいと思います!
よろしくお願いします♪

📒こんな人にオススメ
- 柔道整復師として現在の状況に行き詰っている人
- これからの柔道整復師業界に不安がある人
- これから柔道整復師を目指す人
- 他分野への転職を考えている人
幅広い専門性の獲得
近年、柔道整復師の活躍分野は広がっています。
一昔前は整骨院に勤務する柔道整復師が殆どの割合を占めていました。
それが今では他分野からの需要が高まりつつあります。
- 整骨院
- 介護施設
- スポーツ現場
- スポーツジム
- 病院
- 福祉用具販売店
- 一般企業
かなり選択肢が増えていますね!(^^)!

選択肢が多いって将来に希望が持てるよね♪
しかし、活躍の場が広がっているからこその課題もあります。
それが「幅広い専門性の獲得」です。
柔道整復師はもともと
【骨折・脱臼・捻挫・打撲】
などの外傷処置を行う専門家です。
詳細はこちらで解説しています👇
整骨院はもちろん、スポーツ現場や病院などでも外傷処置のスキルは求められます。
ですが、外傷処置だけでは不十分な面があるのも確かです。
外傷処置以外で求められるスキルは次の様な物があります💡
- スポーツ障害の予防
- テーピング技術
- リハビリ指導
- 運動指導
- コンディショニング
- 栄養指導
- 営業スキル
柔道整復師の域を超えた物ばかりですね😲

現代社会で求められるニーズは色々あるんだなぁ。
「整骨院業」+「スポーツトレーナー」
「整形外科勤務」+「パーソナルトレーナー」
「機能訓練指導員」+「ブログ」⇐ これは私(笑)
など、自分の得意な分野を組み合わせた働き方をしている人も多いですね☺

その他にも柔道整復師としては異色の世界に飛び込む人もいます。
福祉用具販売店
一般企業
などです。
一般企業で例を挙げてみます☝
僕の友人にインソール販売の企業に就職した経歴の持ち主がいます。

インソール?何で柔道整復師が??
と思いますよね?
ここで必要になってくるのが “解剖学的な目線” なんです。
足の形状について専門家の視点から助言が出来る
これが他者には無い、柔道整復師としての専門性に繫がるんですねぇ~!

業界で生き残っていく為に、専門性を磨いて他者との差別化を図っていく事が必要な時代なんや!
得意な分野を模索し、自分なりのスタイルを確立したい所ですね♪
SNS運用
「SNS運用」も現代において必須なスキルです。

SNSの代表格と言えばこんな所でしょうか👇
- X
- Tik Tok
- YouTube
- LINE
皆さんも一度は使った事があると思います!(^^)!

僕も使ってる。
今やSNSを見ない日は無いよね!
大手企業から中小企業、フリーランスまで。
使わない方が少数派というレベルです😲
下記のグラフはSNSの活用が必要だと感じている企業の割合です☟
PR TIMES
9割の企業がSNSの活用が必要だと回答しています!!

もはやSNSはマーケティングに必須事項とも言えるな!
柔道整復師も例外では無いんや。
では、そんなSNS運用の具体的なメリットやデメリットについても見ていきましょう☝
SNS運用のメリット
まずはメリットから。
- 無料で集客が可能
- 拡散力が高い
- 情報収集源になる
- コミュニケーションツールとしての活用
やはり一番のメリットは「無料で集客が可能」では無いでしょうか。
中には有料の物もありますが、SNSの殆どは無料で使う事ができます。
使った事がある人なら分かると思いますが、無料の割には集客効果が高いんですよね♪

機能が多くて使い勝手が抜群!
無料だから使い始めるまでの精神的ハードルも低いしね♪
雑誌やインターネットなどの広告媒体を使うとどうしてもコストがかかってしまいます。
それが無料で日本全国または世界にも発信できるというメリット強すぎるんですよね!
大企業であれば資金力も豊富にありますが、整骨院などの個人事業主は広告にそこまで費用をかけれないのが現状です。
経営面といった点からもSNSは強い味方と言えますね!(^^)!

SNSにおける「フォロワー」は「資産」とも言っても過言では無いで!
僕自身も整骨院時代、この重要性を身をもって経験しました。
新規患者さんの殆どが、このSNSやホームページを見ての来院だったからです💡
SNS発信は通常業務と同じくらい重要なタスクになっていました。
どんな優れた技術があっても、認知されて来院してもらえないと何も始まりませんからね。。

“腕が良い” だけでは食っていけない時代を迎えとるんや!
現代社会には切っても切り離せない存在になっていますね♪
SNS運用のデメリット
続いてデメリットです。
- 個人情報の漏洩リスクがある
- 誹謗中傷を受けるリスクがある
- 詐欺情報やフェイクニュースの存在
デメリットとして大きいのが
「個人情報の漏洩や誹謗中傷のリスクがある」
という点です。
SNSは全世界の不特定多数の人に情報を届ける事ができます。
しかし一歩間違えれば、個人情報が筒抜けになったり、辛辣なコメントなどを受けてしまうなどのリスクを伴います。
アカンウントを通じて名前や住所がバレる
発信した内容が炎上する
などがイメージしやすいかと思いますm(__)m

SNS関係でのトラブルはよくニュースになっているよね・・・
会社や企業であれば悪い口コミが拡散され、
集客に悪影響が出る
売上不振
などに繫がる可能性もあります。。

これは経営面にも関わる死活問題になるで・・・
悪い噂はすぐに広まってしまいますからね😨
SNSを活用する場合は、こういったリスクがある事を肝に銘じておかなければなりません。
個人的にはメリットとデメリットを差し引いても
メリットの方が圧倒的に大きいとは思いますがね♪
特に柔道整復師業界は昨今、オワコン化が叫ばれています。
オワコンと言われている理由の考察記事です👇
このオワコン状態を脱出するにも、SNSの活用は欠かせません。
新しい収益の柱やマーケティング戦略にも一役買ってくれる事でしょう♪
ただし
使い方次第ではプラスにもマイナスにも働く
という事実はしっかりと認識しておきましょう!
柔軟な適応能力を持つ
柔道整復師の活躍の場が増えていると冒頭でお話しました。
それはすなわち、柔道整復師以外の職種の人達と一緒に仕事をするという事でもあります。
ここで重要になってくるのが
「柔軟な適応能力を持つ」
という事。
職種が異なれば専門性や考え方が違うものです。

しかし、他職種と一緒に働く場合は
それぞれの価値観をすり合わせて歩み寄る事がとても重要です。

【他職種連携】とも言うで!
詳しく解説していきます。
他職種連携の重要性
僕自身も介護施設で働いていますが【他職種連携】の重要性についてはとても感じている部分です。
これは整骨院時代には無かった経験ですね!
他職種連携についての詳細はこちらから👇
他職種連携の一例です💡
- 介護士
- 看護師
- ケアマネージャー
- 福祉用具専門員
- 栄養士
- 医師
- 看護師
- 理学療法士
- 作業療法士
- レントゲン技師
様々な職種が存在しており、それぞれの特性を理解する必要があります。

柔道整復師と縁も所縁も無い職種も多いんだね。。
メリットは以下の通りです。
- 専門性の幅を広げられる
- 多角的な視点から治療計画が立てられる
- コミュニケーション能力が向上する
- キャリアアップに繫がる
知識や治療技術の習得
コミュニケーションスキルの向上
昇給や昇進
など、他職種連携のメリットは多岐に渡ります。

専門性が磨かれるのと同時に “人間的な成長” にも期待が出来るんや♪
物事の考え方や協調性を磨くと言った視点からも
「他職種と一緒に働ける環境に身を置く」
という事はプラスな面が多い様に感じます。
僕自身が実際そうなので、これは自信を持って言えます😁
働き方が多様化している現代だからこそ、とても重要な要素だと思いますね!

就職活動や転職する際にも押さえておきたいポイントだね!
今回は【これからの柔道整復師に求められる3つの心得】というテーマでお話をしました。
厳しい現代社会や業界を生き抜いていく上で、とても大切な考え方になると思います。
もちろん、この「3つの心得」を実行すれば全てが良い方向に向かうという保証はありません。
ただ、何も行動しないよりは現状を変えられる可能性はあります。
少し上から目線になってしまいましたが、この記事を読んでくれた方の力になれたら幸いです☺
柔道整復師はとてもやりがいのある仕事ですよ💪
今日はここまで!
ではまた♪