15年振りに【柔道整復師国家試験】をやってみた結果が悲惨だった

暗い部屋で参考書を前にして点を仰ぐ若者男性

こんちわっす!

【第34回柔道整復師国家試験】

まで残り4か月を切りましたね。

受験生の皆さん、いかがお過ごしでしょうか?

模試を受けたり、過去問題集をやり込んだり。

そんな忙しい日々を送っている事と思います。

懐かしいですねぇ~☺

僕が受けた国家試験は第19回でした。

あれから早いもので15年。

ふと思い立ちました。

「今、問題を解いてみたら何点取れるんだろう?」

「難易度はどれくらい上がっているんだろう?」

という事でやってみました!

第33回柔道整復師国家試験!!

今年の3月に行われた最新版ですね♪

いきなりですが結果発表!

第33回柔道整復師国家試験問題

はい。全然ダメm(__)m

全く合格点に届いていません。。

合格基準点についてはこちらをご覧下さい👇

いくらブランクがあるとは言え、この体たらくは酷いです(笑)

やっぱり脳は衰退しますね・・・

今回は15年振りに問題を解いてみて感じた事をお話していこうと思います!

率直な感想は

・必修問題50問の壁は高い

・合格率の低下も頷ける

・勉強も仕事も中途半端ではダメ

この3つですね😨

順にお話していきます。

必修問題50問の壁は高い

問題を解いてみて一番感じたのはやはりこれです!

「必修問題50問の壁」ですね。

柔道整復師国家試験に合格するには必修問題と一般問題の両方の基準点を満たす必要があります。

国家試験の合格基準

・必修問題50問 ⇒ 40問以上の正解が必要

・一般問題200問 ⇒ 120問以上の正解が必要

上記の両方を満たさなければなりません。(どちらかだけでは不合格)

・必修問題は8割以上

・一般問題は6割以上

の正答率が必要なんですね。

ここで重要なのが “必修問題の8割以上” になってきます。

正直、合格するかどうかはこの必修問題の出来にかかっていると言っても過言ではありません。

40/50点を取らないといけないのは結構ハードモードだと思いますよ。。

15年前に国家試験を受けた当時はこの必修問題はまだ30問でしたから。

20問も増問されるなんて・・・

「聞いてないよぉ~。」

って感じです。

はい、古いですね(笑)

試験に落ちる人の大半が、この必修問題の点数が足りない事が殆どな気がします。

一般問題の点数が足りなくて落ちたという人はあまり聞いた事が無いですね・・・

それだけ ”必修ゲー” だという事です!!

僕も学生時代は、必修問題対策に明け暮れた記憶があります。

図書館で国家試験の勉強をする男性

一般問題は何となくで取れるだろうと。

“必修” というくらいなので、基礎的な問題が多いのが特徴です。

基礎的な部分が身についていれば、一般問題に対応出来る部分もありますからね。

それだけ何事も「基礎が大事」なんですね☝

学生や受験生の皆さんには基礎を大事にして欲しいです!(^^)!

その為には、1年生の内からコツコツと積み上げていく事が大切ですよ!!

そうすれば試験直前になって焦る必要も無いですからね。

何事も【計画的に】が大切です♪

合格率の低下も頷ける

これだけ問題の難易度が上がれば

「国家試験の合格率の低下」も頷けます。

柔道整復師国家試験の合格率は近年、低下傾向にあります。

ここ10年程で約10~15%低下している現状にあります。

夕焼けの校舎

合格率が低下している原因として一番の要因は

【柔道整復師数の飽和化】

かなぁと個人的には思っていますm(__)m

人数が増えすぎた為に

「国が問題を難しくして合格率を意図的に下げている」

可能性があります。

勝手な想像ですけどね。。

話し出すと長くなるのでここでは割愛します。

詳しく知りたい方はこちらをどうぞ👇

柔道整復師はオワコン?将来性を考察する
こんちわっす!柔道整復師として働いて15年。「柔道整復師はオワコンだ。」「柔道整復師はやめとけ。」世間からよく耳にするようになりました。YES?NO?で聞かれれば「NO!」ですね🤛何故そんな事を言われる様になったのか?自分なりの考えはこうで

合格率の細かい数字も見れますよ♪

勉強も仕事も中途半端ではダメ

僕が学生の頃は国家試験の合格率は70~80%くらいありました。

よほど授業をさぼっていなければ何となくでも受かっていたイメージです。

落ちる人もクラスに2~3人程度だったと思います。

しかし、久しぶりに問題を解いてみて

「これは中途半端な気持ちでは受からんな。」

と感じました。

仮に運良く合格できたとしても

「生半可な覚悟では仕事でも生き残っていけないな。」

とも思いました。

昨今の柔道整復師業界は厳しい現状にさらされています。

特に整骨院や治療院界隈はこの傾向が顕著です。

  • 経営不振による廃業
  • 保険不正請求による営業停止
  • 未熟な技術による施術事故

などが後を絶ちません。

最悪の場合は免許取り消しに至る可能性もあります。。

これでは全てが水の泡になってしまいます・・・

日常生活にも支障が出るでしょうし、死活問題に繫がりかねません。

もちろん勉強していなかったからと言って、必ずしも将来痛い目に遭うとも言い切れません。

ただ、学生の内から勉強などに真摯に向き合う事。

そうする事で社会に出た時にプラスに働く事があると思います。

これは僕自身の話ですが

学生当時、整骨院で働きながら学校に通っていました。

仕事と勉強の両立はとても大変でした。

仕事後に学校。学校から帰ってきてから試験勉強。

疲労困憊の毎日。

よくもあんな生活をしてたなぁと思います(笑)

でも、そんな日々があったから今でも柔道整復師を続けていられるのも確かです。

最後はただの根性論になってしまいました(笑)

上から目線ですいません💦

勉強や仕事への考え方は十人十色です。

価値観を押し付ける訳ではありませんが、一つの考え方として捉えて貰えればと思います!(^^)!

“人生の転機は3回ある”

岩場に立って遠くを見つめている男性

とよく言いますが、国家試験はその内の1回かも知れませんね。

来年の国家試験は3/1(日)だそうです。

残り数ヵ月。

ラストスパートですよ!

どんな結果になろうとも悔いの無いように!!

受験生の皆さんの幸運を祈っています♪

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