こんちわっす!
みなさん 「柔道整復師」 というとどんなイメージがありますか?
男性ですか?それとも女性ですか?

う~ん?
男性のイメージが強いかなぁ。
その通りです。圧倒的に男性が多いのが現状です。
ですが、ここ最近は女性の柔道整復師も増えているんです🧏♀️
そこで今回は!
「女性柔道整復師が必要とされる理由」
というテーマでお話していきます!(^^)!
女性柔道整復師には以下のようなメリットがあります💡
①女性目線の治療が可能
②同性の悩みを解決できる
③現場の雰囲気が明るくなる
3つのポイントに分けて解説していきたいと思います!

📒この記事を読んで分かる事
- 女性柔道整復師が増えている理由
- 女性柔道整復師の割合
- 女性柔道整復師の進出が期待される分野
業界における女性柔道整復師の割合

まず本題に入る前に
現在どれくらいの女性柔道整復師が存在するのか?
という事を明確にしておきましょう!
女性:全体の約3割程度 ⇒ およそ2万3400人
男性:全体の約7割程度 ⇒ およそ5万4600人
※データは2022年時点
2022年時点でのデータですので、現在は更に女性柔道整復師の割合が高くなっている可能性もあります。
2010年時点では全体の1割程度だったというデータもあります。
10年そこそこで2割も増えている事になります。
僕が専門学校に通っていた時は40人クラスの中に女性はせいぜい1~2人。
割合で言うと1割にも満たない数字です。。
これが3割だとすると、10~12人程度もの女性が存在する事になります!
僕らの時代からすればクラスの1/3が女性なんて考えられません・・

へー!女性がかなり増えているんだ!
男性ばかりの業界って聞いてたからちょっと安心したな✨

そんだけ女性柔道整復師の需要が高まっているって事や!
男の世界という風潮が強かったですからねm(__)m
羨ましい限りです(笑)
柔道整復師全体の人数の変遷などはこちらで語っています👆
女性柔道整復師が必要とされる理由
女性柔道整復師の人数がだいたい分かった所で本題に入ります。
主に必要とされる理由は3つあると考えています。
1つずつ解説していきます💡
理由① 女性目線の治療が可能
まず1つ目の理由としては
女性特有の視点からの治療が可能という点です。

一般的に女性と男性では思考や視点が違うと言われています。
では柔道整復師にとっての
女性と男性の決定的に違う部分は?
と問われると
【共感性】
の違いかなと個人的には思います。
他者の感情や立場を理解し、共有する能力
治療に言い換えると
”患者さんの悩みを聞いて気持ちを理解し、悩みの解決の為にサポートする”
という感じでしょうか。
介護の現場でよく表現される
【傾聴】
という言葉に似ていますね。
人の気持ちを察し、細かい所まで気が回せる
これが女性の男性との決定的な違いではないでしょうか。

女性って共感してもらえると心を開きたくなるんだよね♪
正直、治療の技術などは経験を積めば誰でも身につける事が可能です。
一方、共感性といった部分は一朝一夕で身につく物ではありません。
また、この繊細な感覚が治療に活かされる事さえあります。
具体的な例としては
- マタニティケア
- 産後の骨盤矯正
- 女性疾患
- ボディメイク
- リラクゼーション
などが代表的ですかね!
男性には無い部分なので羨ましいですね☺
女性を褒めちぎっていますが、決して男性が無能という事では無いですよ💦
男性には男性ならではの武器もあるので悪しからず。
以前僕が働いていた整骨院でも柔道整復師ではありませんでしたが、女性鍼灸師が在籍していました。
やはり患者さんからの信頼は厚かったですね!
産後の骨盤矯正で来院される方も多かったのですが、やはり同じ女性という点で安心感や信頼感が違ったんでしょうね。とても支持を得ていました。出産経験が無いのにですよ!凄いですよね☺
その他にも美容鍼なども担当していましたし、「女性患者なら私にお任せ!」といった感じでしたね♪
更にはボディメイクにも関わっていました。スーパーウーマン過ぎる。。脱帽ですm(__)m
本当に需要が高まっていると感じましたね!!
理由② 同性の悩みを解決できる
2つ目の理由は
女性ならではの悩みを解決できるという点。

女性にしか分からない事、女性にしか共感できない事。
かなりナイーブな部分です。
男性が完璧に理解するのはなかなか難しい部分ですし、患者さんからしても理解してもらえるか不安な面はあるでしょう。
具体的な例としては
- 生理痛
- 更年期障害
- 女性ホルモンのバランスの乱れ
- 妊娠中の体の不調
- 産後の骨盤の歪み
などが挙げられます。
僕自身も治療側にいた身として、上記の様な悩みを持つ患者さんを治療した経験もあります。
理論的には分かっていても、気持ちの面まで汲み取れていたかというと不十分な部分もあったと思います。
しかし、女性であれば自身の経験をもとにアドバイスをしたり親身になって相談に乗れるんですよね☺

同じ女性が相談に乗ってくれるのは安心だし、説得力があるよね!
全項の「筆者の経験談」でも話しましたが、信頼関係を構築するのも男性より断然早いです。
これは治療をする前からの大きなアドバンテージになります。
治療をする上で最も重要な事
「インフォームドコンセント」
を円滑に行う事も可能になりますしね!
能力を分けて欲しいくらいです💦
インフォームドコンセントの重要性についてはこちらをクリック👇
理由③ 現場の雰囲気が明るくなる
3つ目の理由は
現場の雰囲気が明るくなるという点です。

「紅一点」
という言葉がありますよね👧
男性ばかりの現場でよく表現されます。
柔道整復師業界も女性が増えたとは言え、まだまだ男性社会の風潮が根強く残っています。
そんな中に女性が居るだけで、雰囲気が和んだり華やかな印象になります✨

それは確かにあるかも!
男性だけの治療院ってちょっと抵抗があるんだよなぁ~。

そうかも知れんな。
そんな時に女性が居るだけで来院しやすくなるのは事実や♪
野郎だらけでは本当に暑苦しいです(笑)
受付や医療事務は女性の場合が多いですが
【女性の治療者が居る】
というのはまた別物なんですよね!
もちろん、受付の女性スタッフもとても重要ですが!
今回は女性柔道整復師に焦点を当てているのでご容赦下さいね🤣
女性柔道整復師の未来

女性柔道整復師は今後もますます人数が増えていく事が予想されます。
整骨院を始め、介護現場や臨床現場。
様々な分野への活躍が期待されています。
柔道整復師の活躍の場についてはこちらから👆
その他、エステやリラクゼーション分野などの美容業界への進出も目立っています💡
特に解剖学的な知識があるという点では、骨格矯正や小顔矯正などの美容分野においても高い専門性を発揮する事も可能です。
昨今の美容ブームは高まる一方ですしね!
将来性は大いにあると思います!(^^)!
更には、スポーツ現場での需要も増加傾向にあります。
近年では女性アスリートの割合が増えており、スポーツトレーナーとして遠征などに帯同するケースなども多くみられます。
一例を挙げます👇
バルセロナ大会(1992年)・・・31.2%
リオデジャネイロ大会(2016年)・・・45.8%
平昌大会(2018年)・・・58.1% ※冬季大会
夏季大会と冬季大会という違いはありますが
およそ25年間で約2倍弱の割合に増加している事が分かります。
平昌大会に至っては女性の割合が男性を逆転しています!
話を戻すと
スポーツトレーナーは直接体に触れる事の多い職業です。
マッサージやテーピングなど、異性からのボディタッチに抵抗があるアスリートは少なくありません。
この様な理由から、女性柔道整復師の需要が高まっているという側面もあります☝

オリンピック選手の専属トレーナーになれるなんて夢があるね!
私も目指してみよっかな♪

女性トレーナーが居るから競技に専念出来ている面もある。
アスリートにとっても貴重な存在なんや!
女性柔道整復師は今後も業界からの期待を背負っていく存在になるでしょう。
女性と男性の立場が逆転する日は近いかも!?
そうならないように男性代表として努力したいと思います😂
今日はここまで!
ではまた♪