こんちわっす!
機能訓練指導員として働いて7年。
日々、現場で【介護職】の人達と一緒に仕事をしています。
機能訓練指導員とは異なった職種であるが故に
距離感が難しい・・・
性格や価値観が合わない・・・
リハビリ以外の仕事を求められる・・・
こんな悩みを抱えている機能訓練指導員の人も少なくないはずです。

他職種連携って難しいイメージがあるよ。。
これは僕自身も経験があります。
どうしたら良い関係性が築けるのか?
今回はそんな同志である
機能訓練指導員の人達に届けたい内容となっております!!
個人的に思う “良い関係性を築く方法” は以下の4つです💡
・介護職ファーストを心掛ける
・リハビリ以外の仕事を積極的に行う
・断る勇気を持つ
・職種の垣根を超える
実際の経験談などを交えながらご紹介していきたいと思います♪
介護現場以外にも共通する部分があると思うので、是非この機会に耳を傾けて貰えれば嬉しいです😊

📒こんな人にオススメ
- 介護職との関係性に悩んでいる機能訓練指導員
- 機能訓練指導員を目指している人
- 現役の介護職
- 介護現場に身を置いている人
介護職ファーストを心がける
介護施設での主役は何と言っても【介護職】です。

機能訓練指導員や看護職なども在籍しますが、その中心を担うのが介護職です。
入浴・排泄・食事
などのサービスを求めて利用される方が殆どの為、必然的に介護職への需要の比重が大きくなります。

“介護施設” と言うくらいだから当然だよね。
従って、機能訓練指導員が行うリハビリ(機能訓練)は付け足し程度だと僕は考えています。
介護サービスと比べると優先度は劣りますからね。
「介護職ファースト」
この考えを持つ事がとても重要です!

介護施設は治療院では無い。
その事を肝に銘じて、介護職をリスペクトする事が大切なんや!
機能訓練指導員の仕事を知りたい方はこちら👇
“介護職ファースト” と言われても具体的なイメージが湧かない人も居るかと思います。

確かにいまいちピンと来ないかなぁ・・・
極端に言ってしまえば
介護職の仕事を全て優先する
といった表現になりますかね💡
何度も言いますが、介護施設は介護職ありきの現場です。
現場が上手く回らなければ、機能訓練指導員としてもリハビリどころじゃないんですよねm(__)m
- リハビリ時間が確保できない
- リハビリに集中できない
- 質の良いリハビリを提供できない
- リハビリへのモチベーションが低下
こんな悪循環に陥ってしまうんですよんね。。
そういった意味から
介護職の想いを優先する事
出来る限りサポートをする事
これが円滑に仕事を進める上でのポイントとなります!

相手を想いやる事は大事や。
それが必ず後から自分にプラスになって返ってくるで!
実際に介護職ファーストを貫いた事で、自分にプラスになった経験があります。
少しそのお話をしようと思います!(^^)!
僕の職場でも職員数が確保できず、ギリギリの運営をしている時期がありました。
毎日毎日、現場のサポートばかり・・・
リハビリをする時間なんてまともにありませんでした💦
何の為に自分は居るのか?
機能訓練指導員としての存在価値は何なのか??
葛藤する日々が続きました・・・

それでも現状が改善する事を信じ、自分に出来る事をやり続けました。
結果、今では状況が好転し、やりがいを持って働く事が出来ています♪
あの時 ”介護職ファースト” を貫いた事で、少なからず介護職からの信頼も得られた様に思います。
だからと言ってあの頃には絶対に戻りたくないですけどね。
思い出したくないです😨
ちなみに ”介護職ファースト” という言葉は僕が勝手に作った造語です。
調べても出てこないと思うのでご注意下さい(笑)
リハビリ以外の仕事を積極的に行う
「リハビリ以外の仕事を積極的に行う」
これも介護職との信頼関係を深めるには重要です☺

“介護職ファースト” と繫がる部分がありますね!
僕が働いているのはデイサービスですが、ざっと思いつくだけでもこれだけの仕事があります☟
- 送迎
- 配膳作業
- 洗い物
- ホール内の見守り
- 外出行事などへの参加
- 担当者会議等への出席
入浴・排泄
といった介護職しか出来ない仕事以外は殆ど行っているイメージですね。

これに加えてリハビリもするの!?
かなりハードな仕事なんだ・・・
もちろん、各々の施設によって求められる範囲が違うのは大前提ですが。
ただ、介護業界は慢性的な人員不足に陥っているのも事実です。
猫の手を借りたいくらいに職員が不足している施設も多い事でしょう。
職種がどうかなんて言っていられる現状では無いんですよね。
機能訓練指導員とて例外ではありません。。
僕のデイサービスでは普通に職員の頭数としてカウントされていますからね(笑)
機能訓練指導員である前にデイサービスの職員
こんな気持ちで働いています😊

お互いに助け合おうとする気持ちが大事やな。介護業界に限った話では無いけどな!
デイサービスの概要はこちらをチェック👇
介護業界の人員不足の原因は解説済みです👇
職種は違えど
満足して貰いたい
喜ぶ顔が見たい
現場を良くしたい
気持ちは皆同じです。
各々が自分の役割を果たす事。
ベクトルが同じ方向に向かえば自然とお互いの信頼度は深まると思います!(^^)!
結果、それが機能訓練指導員としての成長に繫がっていくのだと信じています😀
断る勇気を持つ
“リハビリ以外の仕事も進んでやろう!” と言ったばかりですが
専門外の仕事については
「断る勇気を持つ」
事も大切です☝

急展開ですね(笑)
介護職の専門性と言えばやはり
【入浴介助や排泄介助】だと思います。
これに関しては機能訓練指導員はずぶの素人です。
というか、頼まれても絶対にやってはいけません!

中途半端な技術や知識では逆に迷惑をかけるだけや。事故の原因にもなり得るしな。責任問題にも発展する可能性もあるで。
さすがに頼んでくる介護職はまず居ないでしょうけどね💦
ただ中には、それに近い仕事を要求してくる介護職が居るのも確かです。。
いわゆるグレーゾーンってやつですm(__)m
万が一、事故やクレームなどがあった場合は信頼関係に亀裂が入り、関係性が悪化する事も考えられますからね😨
出来ない事は出来ない
とはっきり断る事も良好な関係性を維持する為には必要です!!

【親しき仲にも礼儀あり】ってよく言うしね!

一番迷惑を被るのは利用者さんや。
身勝手な判断で動くのは絶対にやったらアカンで。
断るのは少し勇気が要るかも知れませんが、悪い結果を迎えるよりは100倍マシだと思います。
自分の身を守る為にも、割り切った思考を持ちたい所ですね😊
職種の垣根を超える
最後の方法は「職種の垣根を超える」です。
これまでは仕事を通じての関係性の構築方法を紹介してきました。
ただ、最後はやはり
【人と人との繫がり】
に尽きると思います!
職種は関係ありません。
どっちが偉いとかそういう話でもありません。
1人の人間として同等に向き合うという事ですね💡

結局行き着く所はそこなんだね!
具体的にはどんな方法があるの?
方法は簡単です。
プライベートで家族や友達と接しているやり方で問題無いと思います!(^^)!
例を挙げるとするなら
- 休憩時間に世間話や談笑をする
- 親睦会や飲み会などに参加する
- 仕事中にコミュニケーションを図る
オーソドックスでしょ?
仕事だからと思ってしまうと、固くなってしまうので自然体で良いんじゃないでしょうか?

仕事中にもコミュニケーションを図るの?
そうです。
仕事中にもコミュニケーションを図る場はあると思います。
デイサービスで例えるなら
- 送迎中
- レクリエーション
- 季節行事や催し事
- 会議
などなど。
特に個人的には「送迎中」が一番距離を縮めるには効果的だと思っています☝

面と向かって話をするより、車の中の方が話がしやすかったり盛り上がったりするイメージってありませんか?

確かにそれはあるかも♪
普段は話しにくい事も話しやすくなったりしますしね!
更に送迎中は利用者さんを乗せているので、利用者さんを交えて話をするといった場合もあります。
これが意外と盛り上がったりするんですねぇ😁
利用者さんが仲介役や仲人的な存在になる事もあるんです(笑)
利用者さん、職員ともにコミュニケーションが取れるのでまさに “一石二鳥” なんですよ♪
送迎の重要さについては以前にも語っています👇
もちろん、事業所の運営方針によっては送迎に関わらない職種もあるとは思います。
送迎はあくまでも一つの手段なので、参考程度になればと思います🙇
上記に挙げた様に、送迎以外にも距離を縮める方法はありますからね。

自分に合った関わり方を確立したい所やな!
今回は【介護職と良い関係性を築く方法】というテーマでお送りしてきました。
かなりディープでマニアックな内容になってしまいました💦
介護施設に焦点を絞って話をしてきましたが、これは介護業界に限った話では無いと思います。
どの業界にでも当てはまるんじゃ無いでしょうか?
介護に携わっている人はもちろん
そうで無い人にも響いてくれると幸いです☺
今日はここまで!
ではまた♪




