こんちわっす!
猛暑が留まる事を知りませんね💦
食欲が無い・・・
体がだるい・・・
やる気が出ない・・・
こんなサインが出ている時は要注意です!
【夏バテ】
の可能性が高いです😨

全部当てはまるよ・・・
【夏バテ】と聞くと
「夏バテくらい大した事無いでしょ!?」
と思ってしまいがちですよね。
しかし、夏バテを放置しておくと熱中症に移行したり重症化する可能性もあります。

最悪の場合は命に関わる事もあるんや。。
知識があれば未然に防ぐ事は可能なので、この機会に是非覚えて貰いたいです!
本日お話していく内容はこちらになります☟
・夏バテとは?
・夏バテの原因
・夏バテの対策法
解剖学視点や医学的観点からも説明していけたらなぁ~と思います☺
では宜しくお願いします♪

📒こんな人にオススメ
- 夏バテに悩んでいる人
- 夏バテのメカニズムを知りたい人
- 夏バテの対策法を知りたい人
- 夏を健康に過ごしたい人
夏バテとは?

そもそも夏バテって何なんでしょうか?
はっきりとした定義を分かっていない人も多いと思います。
こんな感じでしょうか👇
夏の暑さや湿度によって引き起こされる体調不良の総称
実ははっきりとした定義はありません。
医学的な言葉でも無く、あくまでも造語という形になります😲
語源も諸説ありますが
「夏」+「バテる」=「夏バテ」
となったそうです。
意外とそのままなんですね(笑)
- 食欲不振
- 倦怠感
- 疲労感
- 冷え性
- 胃腸の不調
- 頭痛
- めまい
- 活力減退
症状は多数ありますm(__)m
誰でも一度は経験した事があるんじゃないでしょうか😨

確かに経験があるなぁ。
誰にでも起こり得るよね。。
様々な原因が考えられるので、詳しく解説していきたいと思います!
夏バテの原因

それでは夏バテの原因を紹介していきます!(^^)!
①内臓機能の低下
②自律神経の乱れ
③睡眠不足
④運動不足
上記の4つになります💡
順に見ていきましょう!
①内臓機能の低下
まずは「内臓機能の低下」
これは言い換えると「消化器系の不調」とも言えますね。
- 食欲不振
- 胸やけ
- 嘔吐
- 下痢
- 全身の冷え
などが当てはまります。
特に 肝臓・胃・腸・十二指腸 などの不調による所が大きいですね😨
原因は「冷たい物の飲みすぎ・食べ過ぎ」が殆どです。
- 冷たいジュース
- キンキンに冷えたビール
- アイスクリーム
- 冷やしそうめん
- 冷やし中華

ついつい食べてしまうんだよなぁ・・・
個人的な偏見が強いのはご愛敬という事で(笑)
この蓄積がジワジワと内臓にダメージを与え、機能不全に陥っていくという訳です。。
その結果、内臓での代謝効率が低下していしまい、様々な不調を起こしてしまうのです。
更に、代謝が低下すると熱を体の内側から作り出す事が出来なくなります。
血流も悪くなり、全身の冷えにも繫がるので注意が必要です。

意外かもしれんが、代謝の60%が肝臓で行われとるんやで!
②自律神経の乱れ
2つ目は「自律神経の乱れ」
これも言い換えると「体温調節機能の乱れ」と言えます。
原因としては
「屋内外の温度差」
による所が大きいです。
屋外は猛暑の影響で高温
屋内は冷房で低温
この温度差で自律神経に過度な負担をかけてしまうんですね。

急激な温度差は体への負担が大きいよね。。夏風邪の原因にもなるし気を付けよっと!
自律神経には2種類あります。
交感神経・・・興奮している時に優位
副交感神経・・・リラックスしている時に優位
この交感神経と副交感神経がバランスを保つ事で人の健康は保たれているのです。
自律神経は特に温度差に弱いと言われており、調整が効かなくなる事で様々な症状を引き起こします。
- 活力減退
- 倦怠感
- 疲労感
- めまい
- 頭痛
一過性であれば良いですが、重篤化すると
- 自律神経失調症
- うつ病
- 熱中症
などの疾患にまで発展していく事もあります。
安易に考えず、対策を講じたり医療機関にかかるなどしましょう!

自律神経は精神状態と密接な関係があるんや。精神疾患はなってからでは遅い。早めの対策が重要やで!
③睡眠不足
3つ目は「睡眠不足」
連日熱帯夜が続いていますが、暑さによる睡眠不足も夏バテの原因と言われています。
東京における熱帯夜の日数の推移を表したグラフです☟
引用元:気象庁
1920年~2020年の100年間で熱帯夜が発生する日が約12倍になっています😨
2020年では約60日もの熱帯夜が記録されています。

丸2ヵ月間も熱帯夜の日があったという事になるな。
これはかなり堪えます💦
地球温暖化に歯止めがかかりませんね。。

熱帯夜は本当に寝苦しい。
冷房に頼り過ぎて体調を崩しがちになるよね・・・
睡眠不足に陥る主な理由は以下の通りです👇
- 体温調節機能の低下
- 冷房の使い過ぎ
- 夜更かし
体温が下がらず眠りにつけない
自律神経の乱れによる入眠障害
夜更かしによる睡眠時間の不足
とも言えますね。
人は体温が下がっていく過程で眠りにつく習性があります。
暑さで体温が上昇しているとなかなか寝付きが悪くなるのもそのせいです。
自律神経の乱れについては前述した通りです。
夏はどうしても睡眠時間が不足しやすくなります。
学生の人であれば夏休みなどで生活リズムが崩れやすくもなりますしね。
その他にも、外出機会の増加、日照時間の長さなどにも影響されやすくなります。

夏は楽しい事が多いからね♪
睡眠を疎かにしてしまいがちなんだよなぁm(__)m
慢性的な睡眠不足は
夏バテ ⇒ 睡眠不足 ⇒ 夏バテの悪化
という負のサイクルに陥りやすいので、良質な睡眠時間が確保できるように心掛けましょう💡
④運動不足
最後は「運動不足」
運動不足最大のデメリットは
【筋力低下による発熱機能障害】です。
筋肉の機能の1つとして「熱産生機能」があります。
引用元:豊橋ハートセンター
筋伸縮作用によって熱を作り出してくれるんですね!(^^)!

筋肉には熱産生以外にも色んな機能があるんだね!

夏バテ予防に効果的な機能が盛り沢山なんやで!
その反面、機能が低下すると
筋力低下 ⇒ 熱産生障害 ⇒ 体温低下
に繫がるという事になります。
- 基礎代謝の低下
- 免疫力の低下
- 基礎体力の低下
- 血流循環障害
体温低下は上記の様な症状を引き起こし、夏バテを加速させる可能性が高いです。
免疫力も低下するので、夏バテ以外にも風邪や感染症などにも罹患しやすくなります😨
怪我のリスクも高まりますしね。。
デメリットはあってもメリットは殆ど無いに等しいので、適度な筋肉量を維持したい所ですね♪
夏バテの対策法

夏バテの原因が分かった所で重要なのはここからです💡
肝心の対策法について見ていきましょう!
ご紹介する対策法は3つになります👇
①温かい食事を心がける
②暑熱順化
③筋トレ
内容としてはそこまで難しい話ではありません!
実施するにあたってそこまでハードルは高くないと思いますよ!(^^)!
一つずつ解説していきます♪
①温かい食事を心がける
対策法の1つ目は「温かい食事を心がける」
原因の部分で “内臓を冷やさないように” というお話をしました。
こんな言葉を聞いた事がありませんか?
【暑い時に熱い物を食べろ】
この言葉の真意は
【熱い物を食べて体を内側から温めろ】
という事に他なりません。
僕も昔は
「はぁ?暑い時に何でわざわざ食わなアカンねん」
と思っていましたm(__)m
でも実は考え方としては理にかなっているんですよね💡
意味が分かってからは夏でも好んで熱い物を食べるようになりましたね♪
- 白湯
- 温茶
- 温かい麺類
- みそ汁や温スープ
- 根菜類
- 発酵食品
こんな所がオススメですかね!
根菜類や発酵食品などは体を温める効果が高いのでGood👍
温かいうどんやそば、スープ類などに具材として入れると更に体が温まりますね!(^^)!

温かい食べ物や飲み物にはリラックス効果もあるし一石二鳥だね♪
ここからはちょっとだけ昔話にお付き合い下さい☺
整骨院で働いていた時の事です。
季節は真夏。
就学前のお子さんだったでしょうか。
お母さんに連れられて来院。
「体がだるいと言って、元気が無いんです。診て貰えませんか?」
との事。
治療を終えると楽になった様子でその日は家に帰られました。
すると数日後にもまた来院。
その数日後にもまたまた来院。
これが何クールか続きました。
これは何かあるな・・・
と思い、お母さんに家での生活を尋ねました。
するとやはり。。
「クーラーの効いた部屋でアイスクリームを食べたり冷たいジュースを飲んでばかりです。」
原因は明らかに「冷たい物の摂りすぎ」でした。
そこでお母さんに、家での生活を見直す様にアドバイス。
お母さんは少し反省した様子でアドバイスを素直に聞き入れて下さいました。
生活を見直した結果、それ以降はお子さんも元気になったそうです。
これは僕が整骨院で働いていた時の経験談です。
典型的な夏バテのケースと言えますね💦
これを機に自分自身も考え方や生活を見直した記憶があります。
どさくさに紛れて宣伝もしておきます👇
②暑熱順化
2つ目の対策法は「暑熱順化」
暑熱順化とは「暑さに慣れる事」です。
そもそも論ですが、暑さに慣れていれば夏バテは起こりにくくなります。
体温も一定に保ちやすくなる為、急激な温度変化にも順応しやすくなります。
- 体温調節機能の向上
- 自律神経の調整
- 熱中症予防
得られる効果は様々ですが
発汗による体温調整や自律神経のバランス調整
に一定の効果があります。

発汗によって体外に熱を逃がす事を【放熱機能】とも呼ぶで!
夏場にはかなり重要な機能なんや!
その他、暑熱順化には熱中症予防にも効果的な一面があります💡
地球温暖化が急速に進んでいる現代を生きる上での必須事項になりつつありますね。
詳しい暑熱順化の方法についてはこちらから👇
③筋トレ
最後の対策法は「筋トレ」
この考え方はとてもシンプルです。
「筋肉量をつけて体温を高めよう」
という事です☝
前述した「熱産生機能」を最大限に活かす方法ですね!
筋肉量が多ければ多い程、この “熱産生機能” は高まります。
結果、体温が上昇しやすくなり
- 体温調節機能の向上
- 自律神経の調整
- 熱中症予防
などの暑熱順化と同様の効果が得られやすくなります。
「暑熱順化」+「筋トレ」
の相乗効果で夏バテの予防になるという訳ですね♪
では肝心の筋トレですが

どの部位を鍛えればいいの?
という声が聞こえてきそうですね☺
結論はこうです!
大きい筋肉を鍛えよう!!
この一言に尽きますね♪
熱産生機能は筋肉量や筋面積に比例して高くなります。
どれだけ小さい筋肉を鍛えてもあまり効率は良くないんですね・・・
一般的に筋肉量や筋面積が多いと言われている部位です☟
- 胸
- 背中
- 腰
- お尻
- 太もも
体幹を鍛えると効果的という事になります💡
逆に手足などの四肢を鍛えても効果は薄いという事が分かりました。。

【上半身と下半身】の筋肉の割合は【3:7】と言われとる!
下半身を重点的に鍛えるのもええで♪
鍛える部位
トレーニング方法
などには個人差や得手不得手があります。
自分に合った方法を見つけるのが一番ですね!
詳しいトレーニング方法は話出すと夜が明けそうなのでここでは割愛します(笑)
また次の機会に宜しくお願いします🙇
今回は【夏バテ】というテーマで原因と対策法についてお話してきました。
夏バテは熱中症と並んで夏場に起こりやすい現代病の一つです😨
せっかくの楽しい夏が台無しにならない様、きっちり対策して良い思い出を作りましょうね!(^^)!
今日はここまで!
ではまた♪