こんちわっす!
【柔道整復師15年目】の【中堅柔整師】です!
早いもので柔道整復師になって15年が経ちました。
下積み時代を合わせれば約20年。
思えば遠くに来たもんだ・・・
はっきり言ってこんなに続くとは思っていませんでした(笑)
15年~20年と言うと世間的には「中堅社員」と言った所ですかね?
業界によっては「ベテランの域」に入るのかな?
細かい事はさておき
「柔道整復の魅力とやりがい」
というテーマで今日はお話をしていこうと思います!
・柔道整復師とは?
・柔道整復師の魅力とやりがい
・柔道整復師の苦労
今回お話する内容です👆
完全ノンフィクションとなっております!
お付き合い宜しくお願いします🙇

📒こんな人にオススメ
- 柔道整復師に興味のある人
- これから柔道整復師を目指す人
- 転職を考えている人
- 将来の夢が見つからない人
柔道整復師とは?
「そもそも柔道整復師って何?」
柔道整復師の存在を知らない方の為にご紹介しておきます。
柔道整復師とは
【骨折・脱臼・捻挫・打撲などの怪我に対して治療を行う外傷専門の治療家】
です。
由来は
“柔道を始めとした柔術での怪我を治療した事”
が起源とされています。

資格取得には専門学校または大学で国の定めたカリキュラムを履修し、国家試験に合格する必要があります。
即ち「医療系の国家資格」という事になります💡
イメージしやすい所で言うと
整骨院で働いている人
でしょうか!(^^)!

整骨院は割と身近な存在だよね!
更に詳しい柔道整復師の概要はこちらから👇
柔道整復師の魅力とやりがい
ここからは「柔道整復師の魅力とやりがい」についてお話をしていきます☺
僕が個人的に思う魅力とやりがいはこの3点です💡
①人から感謝される仕事である
②AIに代替されにくい職業である
③自由度が高い
そう思う理由を順にご紹介していきますね♪
①人から感謝される仕事である

1つ目は「人から感謝される仕事である」という事。
柔道整復師の仕事は
【人を相手にする仕事】
です。
人を相手にする訳ですから、当然そこには「感情」が存在します。
「先生、体が楽になったよ!」
「仕事しても痛くなかったよ!」
「大事な試合に間に合ったよ!」
「自分の足で歩けるようになったよ!」
これは僕が実際に患者さんや利用者さんからかけて貰った言葉です♪
これまで何度も挫折して心が折れかけてしまう事もありました。
仕事を辞めようと思った事も何度もありました。
でも辞めなかったのはこの言葉のお陰です。
「人から感謝される」
とてもシンプルですが、これが一番効果絶大なんだと思います!

人から必要とされるって嬉しいよね♪
今も昔も自分の原動力になっている事は間違いないですね!!
②AIに代替されにくい職業である
2つ目は「AIに代替されにくい職業である」という点。
現代社会はIT技術の急速な発展により、AIに代替される職業が増えつつあります。
- 事務員
- 銀行員
- 警備員
- 清掃業
- 製造業
- 小売業
- 飲食業
あくまでも可能性の話なのでこの職業の方は気分を悪くしないで下さいね🙇

こんなにあるの!?
将来が不安になっちゃうね・・・

これはほんの一例や。将来的には更に増えていく可能性もあるで!
これに対し
柔道整復師は前述した様に【人を相手にする仕事】という側面が強い職業です。
AIやコンピューターでは替えの効かない仕事と言っても良いですかね。
株式会社ヒューマンサイエンス
柔道整復師もしっかりと記載されています。

ふぅ。ちょっと安心したな!
専門職の比率が高い印象ですね!
やはり専門職は替えが効きにくい存在と言えるでしょう☝
患者さんや利用者さんの体に触れる
顔色や歩行状態などを観察する
話を聞く
これは僕が普段仕事をする上で大事にしている事です。
【触覚・視覚・聴覚】
などの五感がとても重要だと思っています。
“体に直接触れる事でしか感じれない情報”
などもありますしね☺
これはAIやコンピューターでは絶対に無理だと思います。
では何を言いたいのか?
結局の所は
「人と人の繫がり」
これに尽きると思います!
皆さんも治療を受けに行って、相手がロボットだったら嫌ですよね?

ロボットはちょっと嫌だな・・・
そういう事です(笑)
ロボットには感情もありませんしね。

前述した様に、人間は良くも悪くも “感情” に左右される生き物ですから😲
人工知能やコンピューターなんかに負けてたまるか!
③自由度が高い
3つ目は「自由度が高い」です。
柔道整復師の仕事は大まかなマニュアルなどはあるものの、基本的には治療方針や治療スタイルなどは自由です。
治療内容なども個人の判断に委ねられる事が多いです。
会社員やサラリーマンの様に
絶対にこの仕事をしないといけない
最低限のノルマを達成しなければならない
上司に許可を貰わなければならない
などの制約がありません。

ルールに縛られないって大きなメリットだよね!
これは働く上でかなりの “ストレスフリー” だと思います。

もちろん、治療結果を出さないといけないというプレッシャーはありますが😲
ストレス社会と言われる昨今において、比較的自由度が高い職業だと思っています!(^^)!
更に、整骨院を開業して自身の店を持てばより自由度は増します!
仕事時間や仕事量なども自分で調整する事も可能になりますしね☺
開業した場合は定年も無いので、体が元気であれば何歳でも働けるのもメリットです!

これで老後の年金問題も解決やな♪
自分の裁量で仕事を決めれるってとても魅力的だと思いませんか?
会社に縛られたくない
自由な働き方がしたい
スーツでの仕事は嫌だ
こんな人にはピッタリだと思います♪
正直、僕もスーツで仕事するのが嫌で柔道整復師を選んだ一面もありますからね(笑)
現在は介護施設で機能訓練指導員として勤務していますが、これも自由度が高くてノンストレスで働けています♪
整骨院から介護施設に転職した話はこちらです👇
ストレスが無いと言っても、それなりの大変さや悩み事はあるのでお見知り置き下さい!
柔道整復師の苦労
「魅力とやりがい」については前述しました。
ですが、ポジティブな面もあればネガティブな面もあるのが世の定め。
ここからは「柔道整復師の苦労」について語っていきたいと思います😲
紹介する内容はこの3つです。
①責任が重い
②体力勝負
③拘束時間が長い
では説明していきます!
①責任が重い
まずは「責任が重い」
これは魅力とやりがいの部分で話した「自由度が高い」と密接な関係性にあります。
【人から干渉されない分、結果は全て自己責任】
こういう考え方が成り立つからです。
かの有名なハリウッド映画でも
【大いなる力には、大いなる責任が伴う】
と言っている程ですしね💡
分からない人はググってみて下さい(笑)

「自由」と「責任」は表裏一体なんだね!
では具体的にどういう部分が「責任が重い」のか?
一言で表すと
“患者さんや利用者さんの体を預かっている”
という事に他なりません。
治療をする上で医療事故はつきものです。
もちろん症状が回復すればベストですが、逆に悪化させてしまう可能性もあり得ますから。
- マッサージ中に誤って骨折を負わせてしまう
- 間違った処置により急性症状を悪化させてしまう
- ボキボキ矯正による筋損傷や神経損傷
- 鍼治療による肺気胸(鍼灸院に限る)
上記の様に治療リスクは至る所に存在します。
医療事故は患者さんや利用者さんはもちろん、治療者の人生をも台無しにしてしまう恐れがあります。
自由に治療が出来る反面、専門的な知識や技術は必須事項という事になりますね。

「危険と隣り合わせ」という認識を常に持っておくべきやな!
②体力勝負
続いては「体力勝負」
柔道整復師の仕事は体を動かす事が多いです。
保険請求や書類作成などの事務的な作業もありますが、本質的には体力が物を言う仕事だと思います。
主な仕事内容です👇
- 怪我の処置
- マッサージ
- 運動指導
- コンディショニング
どれもこれも体を使う仕事ばかりです。
1日中これを行う訳ですよ。
若い時は良いですが、年を重ねると結構しんどい面がありますね。。

なかなかのハードワークなんだね・・・
整骨院で働き始めた頃の話です。
整骨院は仕事柄、マッサージを行う事が多い職業です。
ですが、新人の僕には当然何の技術もありません。
なので、とりあえず朝から晩までマッサージの練習。

数ヵ月間はこれを毎日繰り返すんですm(__)m
体力的にもしんどいですし、メンタルも結構やられましたね・・・
気付けば親指がえらい事に💦
元の太さの1.5倍くらいに腫れあがり、腱鞘炎にもなりました。
箸が持てない・・・
ペットボトルの蓋が開けれない・・・
日常生活に支障が出る事もありました😢

この下積み時代に耐えられず辞めていく人も多いんや・・・
僕らの頃はまだ根性論が根強く残っている時代だったので。。
今はそんな事は無いと思いますけどね。
今は笑い話ですが、当時は本当に辛かったです(泣)
③拘束時間が長い
最後は「拘束時間が長い」
これもまた整骨院に限定される話になってしまいますが。
整骨院は基本的に
「午前・午後の二部制診療」
を採用している院が多いです。
午前診療 8:30 ~ 12:30
午後診療 15:30 ~ 19:30
こんな感じですかね。

病院やクリニックと診療形態が似ているね!
2~3時間の昼休憩を挟む為、どうしても午後診療の終了時刻が遅くなってしまうんですよね。。
必然的に家に帰る時間も遅くなります。
従って「体力勝負」に拍車をかけてしまうんです。
帰る時間が遅ければ休息を取る時間も少なくなりますからねm(__)m
“帰ってご飯を食べてお風呂に入って寝るだけ”
寂しいライフスタイルです・・・
友達と飲みに行ったり
恋人とデートをしたり
家族との時間を過ごしたり
こういった事が全く出来ないんですよね😨
本当にアフター5のある会社員の人たちが羨ましかったです。。

プライベートな時間が無いのはちょっと辛いかも。。
ただ、柔道整復師でも働くフィールドが違えば環境も変わります!
これは僕自身が身をもって経験している事なので自信を持って言えますね♪
そこら辺の話はこちらで熱く語っています👇

最近は柔道整復師の活躍できるフィールドが広がっとる!自分に合った働き方を確立したい所やな♪
今回は【柔道整復師の魅力とやりがい】についてお話をしてきました!
メリットとデメリットを差し引いても
人から感謝され、社会貢献ができる職業の一つだと思います🙌
僕が柔道整復師を目指した理由も載せておきます!
参考になれば幸いです!
この機会に検討してみてはいかがでしょうか!?
楽しい仕事だと思いますよ😁
今日はここまで!
ではまた♪