こんちわっす!
新年度が始まり新社会人として働きだした人も多いのではないでしょうか?
そこで本日は!
【柔道整復師の給料】
についてお話していきたいと思います!(^^)!
やっぱりお金の話は皆さん気になる所ですよね📒
生々しい話になるかもしれませんが是非お付き合い下さい♪

📒この記事を読んで分かる事
- 柔道整復師の平均年収
- 一般企業との平均年収の違い
- 勤務先による平均年収の違い
- 筆者の経験から見る柔道整復師の給料形態
柔道整復師の平均年収
まずはズバリと平均年収を発表します!
柔道整復師の平均年収・・・約459万円
※厚生労働省調べ(令和5年度)
となっています。
これに対して日本人の平均年収がこちら👇
日本人の平均年収・・・約460万円
※国税庁 民間給与実態統計調査(令和5年度)
こう見比べてみると柔道整復師の年収は平均的な数値と言えます。
では次に柔道整復師の年代別の平均年収を見ていきましょう!
年代 | 平均年収(万円) |
~19歳 | 235.6 |
20~24歳 | 313.2 |
25~29歳 | 390.8 |
30~34歳 | 426.5 |
35~39歳 | 466.5 |
40~44歳 | 493.9 |
45~49歳 | 533.3 |
50~54歳 | 555.0 |
55~59歳 | 554.3 |
60~64歳 | 509.2 |
65~69歳 | 427.1 |
70歳~ | 346.5 |
給料の上がり方や下がり方については一般企業とほぼ同じような推移をしている事が分かります。
40~50代頃が一番高く、定年を迎える60代以降から少しずつ低くなっていきます。
勤務先による平均年収の違い

次は柔道整復師の勤務先による平均年収の違いについてです。
ざっと比較するのは以下の通りです。
①整骨院
②介護施設
③病院
④スポーツ現場
同じ資格でも勤務先や業態が違えばおのずと給料には違いが出てきます。
ひとつづつ見ていきましょう☺
勤務先の詳細や特徴についてはこちらで解説しています👇
①整骨院
整骨院については大きく分けると2種類の働き方があります。
・経営者として働く(開業)
・従業員として働く(雇用契約)
要するに
”雇う側か雇われる側か”
という事になります。
順に解説していきます。
経営者として働く
まずは経営者として働いた時の平均年収です。
経営者の場合は正直言ってこれといった基準値がありません。
自身の頑張り次第で高くも低くもなります。
でもさすがに基準が無いと言ったら怒られそうなので一応紹介しておきます(笑)
一般的な目安としては
約400~800万円
くらいのレンジが妥当な所でしょうか。
もちろん多少上下はします。
ただ、せっかく開業して経営者になったのに平均的な年収である400~500万円では少し夢が無いような気もします😓
平均以上に稼ぎたくて開業する人が殆どだと思うので・・・
また
1人で経営するのか
従業員を雇うのか
などでも売上の幅は変化します。
1人で経営する場合は時間的にも物理的に限界がある。。
逆に複数人で経営し、軌道に乗せる事ができれば高収入も期待できるな!
でも従業員を雇うと人件費がかかるしな。。
1人で成功すれば丸儲けや!
こんな声が聞こえてきそうです(笑)
それぞれに一長一短があります。
経営方針やコンセプトをしっかり定めていく事が重要ですね!
従業員として働く
お次は雇われて従業員として働く場合。
これは前項でも紹介した通り
平均年収である460万
が基準になると思います!
あくまでも平均年収である為、年齢や経験値などで金額は変化します。
特に駆け出しや見習いの頃は極端に給料が低くい傾向にあります。
これは僕も経験しましたが、思い出しただけでも泣けてきます💦
②介護施設
介護施設では基本的に雇われて働く事になります。
「介護施設で働く=機能訓練指導員として働く」
という意味合いになります。
機能訓練指導員?ご存知無い方はこちら👇
では本題の平均年収ですが
機能訓練指導員の平均年収・・・約357万円
※国税庁 民間給与実態統計調査(令和5年度)
となっています。
地方や都心部では若干の差はありますが
約300~500万円
の範囲内に収まると言われています。
整骨院と比べるとやや低い水準にあると言えます。
③病院

病院も介護施設と同様に基本的には雇われて働く事になります。
病院では主に整形外科やリハビリ科での勤務になります。
病院の平均年収・・・約425万円
病院や個人クリニックなど、規模の大きさに違いはありますが
約350~500万円
の範囲内になると言われています。
④スポーツ現場

スポーツ現場で働く事の多いスポーツトレーナーは雇用形態によって給料が変化します。
整骨院からスポーツ現場への派遣
近年では大手の整骨院グループがプロスポーツチームと契約するケースもよく耳にします。
整骨院からスポーツ現場への派遣といった形で働く柔道整復師もいます。
この場合の平均年収は
約350~450万円
程度になります。
プロスポーツ選手を相手にしているとは言え、雇用形態としては整骨院に雇われている身になります。
そこまで収入が伸びないと言った感じは否めないですね。
プロスポーツチームやアスリートとの専属契約
整骨院からの派遣に加え
プロスポーツチームやアスリートと個人で専属契約を結ぶといったケースも増えています。
この場合の平均年収は
約300~500万円
程になります。
一方、世間からも認知されているトップアスリートとの専属契約にもなれば
年収1000万円
を超える事も不可能ではありません!
一気に額が跳ね上がりましたね☺
ただし、相手がトップアスリートが故に仕事への重圧やプレッシャーは半端じゃないでしょう。
高いスキルや質を求められる事もあるでしょう。
期待に応えられなかったら契約解除もあり得る世界です。
その反面、アスリートの夢を一番近くで応援できるなどのメリットはあると思います!
とてもやりがいのある仕事ですね♪
筆者の経験談
ここからは僕の経験に基づいたリアルな給料あるあるをお伝えしていきたいと思います。
まず大前提として
整骨院・介護施設での経験談が主になります。
何故なら
病院やスポーツ現場では働いた事が無いからです!
すいません(笑)
経験した事が無いものを想像で言うのは無責任なので、きっぱり割り切って話したいと思います!
ご容赦下さいm(__)m
整骨院の給料事情

ではまず整骨院時代からのお話です。
僕が整骨院に入ったのは20歳頃。
もちろん専門的な知識やスキルなどは皆無な状態でした。
何ならまだこの段階では柔道整復師の存在さえ知りませんでした💦
当時の初任給はあまりはっきり覚えていませんが
約12~15万円程度
だったと思います。
年収にすると200万円にも届かないくらいです😢
専門業界なので仕方ないと言えば仕方ないですけどね・・・
僕の場合は整骨院をグループ展開している会社だったのでまだ良かったですが
個人経営の整骨院に就職した知り合いなんかは10万円にも満たないと言ってましたね。
整骨院の1日はこちらからどうぞ👆
そこからしばらく働いた後、柔道整復師の資格を取る為に専門学校に入学します。
整骨院での勤務をしながらの学校生活だったので、丸一日働く事は出来ず。
働けない分は当然給料は下がります。
その当時の年収は
約200万円程度
一応学生の身ではあるのでしゃーないですが生活はカツカツでしたね(泣)
周りの友人達は社会人になってバリバリ稼いでいるのに。。
そして専門学校を卒業。
国家試験にも合格し柔道整復師に🌸
この時の年収が
約300万円程度
資格を取ってもこの程度か・・・という感じでしたね。
国家試験の思い出はこちらに綴っています👆
その後、院長を任される事に。
雇われ院長時の年収は
約350万円程度
月収で言うと30万程度あります。
悪くないのでは?
と思うかも知れません。
でもこの時は個人経営の整骨院で働いていた為、ここから自分で国民保険料や住民税を払わなければなりません。
そして賞与も無し。
「雇われの身ではこんなものか・・・」
「やはり開業しないとダメか・・・」
などと色々考えていた頃でした。
業界を離れる事も考えた程でした😨
機能訓練指導員の給料事情

そしてここからは機能訓練指導員に転職してからのお話です。
ライフスタイルの変化により整骨院から機能訓練指導員へと転職。
正直、年収については整骨院時代からさほど変化はありません。
前述した機能訓練指導員の一般的な年収くらいと思ってもらって良いかと思います💡
ただ、大きな違いが1つだけあります。
【拘束時間の長さ】
です!
整骨院・・・約12~13時間
機能訓練指導員・・・約9時間
これは本当に決定的な差だと思います。
実質的な働いている時間と給料にはさほど違いはありません。
しかし拘束時間が違うだけで、肉体的にも精神的にも疲労度や充実感が全く違ってきます。
仕事のやりがいや魅力はまた別の話とした場合
皆さんならどちらが嬉しいですか?
答えは明白ですよね!
拘束時間が短い方が効率良く稼いでいる様に感じますよね☺
その他にも
賞与の有無
もモチベーションアップに繋がります!
先ほど整骨院では賞与が無いと言いましたが、介護施設では賞与がある会社が殆どです。
※賞与がある整骨院はとても稀です。
機能訓練指導員としての給料は平均年収より低い傾向にありますが、整骨院と比べると上記の点で精神的には安定が得られるのではないでしょうか。
転職するメリットについてはこちらの記事から👇
比較とまとめ
今回は4つの職種についての給料事情を比較しました!
まとめると下記の様になります。
整骨院 | 介護施設 | 病院 | スポーツ現場 | |
平均年収 | 開業 400~800万円 雇用 460万 ※開業の場合は更に高くなる可能性あり | 357万円 (300~500万円) | 425万円 (350~500万円) | 雇用 350~450万円 専属契約 300~500万円 ※専属契約の場合は1000万円以上も可能 |
どの職種も日本人の平均年収とさほど変わりが無い事が分かりました。
ただ、柔道整復師は専門職という性質を持っているが故に
新人や駆け出しの頃は給料が低い水準である事は理解しておく必要があります。
もちろん自身の知識やスキルを高めれば、平均年収以上の給料が見込める可能性はあります。
夢を掴むチャンスは誰にでもあります!(^^)!
また、昨今では
【本業】+【副業】
という働き方も定着しつつあります♪
僕自身も例外ではありません。
雇用形態・働き方・職業自由の多様化が進んでいる現代社会。
柔道整復師という職業もその中の一つに過ぎません。
勝手な柔道整復師の戯言ですが、皆さんの力になれれば嬉しいです🙌
ではまた♪